こんにちは。
今日は、ちょっと恥ずかしい失敗談を書きます。
最近「バイブコーディング」って言葉、よく聞きますよね。AIに「こんなアプリ作って」って言うだけで、だいたいのものができあがる。私もその波に乗って、仕事用のアプリを自分で作って、実際に使っています。
作れたときは、本当にうれしかった。
「え、私にもできた」って、あの感覚、わかる人いると思う。
ついつい機能を足していく
うれしいと、ついやっちゃうんですよね。
「この機能もあった方が便利かも」
「API繋げばもっと良くなるんじゃない?」
「AI使えば自動化できるでしょ」
……結果、APIをどんどん入れていくアプリになりました。
プログラミングの知識は、正直あまりない。だからAIに設計してもらいながら、「お金がかからないように」ってお願いもしてました。FirebaseとかGoogle Cloudとか、無料枠があるから大丈夫でしょ、くらいの気持ち。
数ヶ月、仕事で普通に使ってました。特に問題もなく、便利だった。むしろ「自分で作ってよかった」って思ってた。
月初、Googleから請求書が来た
ある月の月初。
いつものようにGoogleから請求メールが来て、中身を見たら——
約23,000円。
は?
これまで0円ばかりだったのに。急に、桁が違う。
パニックになりながら、請求内容を調べました。すると、APIが大量に使われた形跡が。
「あ、これ私のアプリか……」
設計時は「無料枠内で収まるはず」だった。でも実際に仕事で毎日使うと、想定と使用量が全然違った。機能を足すたびにAPI呼び出しも増えてた。気づかないうちに、綻びが出てたんですよね。
プログラミングわからないからこそ、どこでお金が発生してるか把握できてなかった。それが一番キツかった。
「アプリで稼ごう」時代の、ちょっと冷めた現実
この経験を経て、ふと思ったんです。
これから「アプリ作って稼ごう!」って人、たくさん出てくると思う。SNSでも、バイブコーディングで作って月◯万、みたいな話、目にしますよね。一部の人は、本当にうまくいってるんだろうな。
でも、私が痛感したのは——
一番儲かってるのは、自分じゃなくてAI会社やGoogleみたいな大元の会社、ということ。
アプリ1個作れたから儲かる、とは限らない。
APIをガンガン使ったら、向こうの請求書はガンガン膨らむ。
バイブコーディングで「作れる」ハードルは下がった。でも運用コストのハードルは、初心者ほど見えにくい。
大元に儲けさせすぎないで、恩恵だけ受ける
今思うのは、こういうことです。
Googleや大手ITに儲けさせすぎないで、その恩恵だけ受ける——これが、これからの個人開発者にとって大事なのかもしれない。
具体的には、うちでやろうとしてること:
- APIの使用量を定期的にチェックする(請求が来る前に)
- 無料枠の上限アラートを設定する
- 「本当にこのAPI必要?」を機能追加のたびに問い直す
- ローカルで済む処理はローカルに寄せる
「作れた」で終わりじゃなくて、使い続けたときにいくらかかるかまで考える。ここ、地味だけど超大事。
調子に乗ってる初心者の方へ
バイブコーディング、楽しいです。作れた瞬間の達成感も、本物です。
でも、くれぐれもご注意を。
- 無料枠は「ずっと無料」じゃない
- 機能を足すほど、API代も増える
- プログラミングがわからないほど、請求の原因がわからない
- 2万3千円くらい、一瞬で飛びます(私が証明しました)
恥ずかしい話ですが、同じ轍を踏む人が一人でも減ればいいな、と思って書きました。
おわりに
アプリは作れた。それはうれしい。
でも、作って終わりじゃなくて、使い続けるところからが本番なのかもしれません。
バイブコーディングで調子に乗ってる方、一度Google Cloudの請求画面、開いてみてください。無事だったら、それでいい。私みたいになってからでは、ちょっと遅いので。
